介護福祉士 自主練 2018年09月24日

介護福祉士 自主練 2018年09月24日

総合問題 (119)

 次の事例を読んで答えなさい。
 〔事 例〕
 Cさん(87歳、女性)は、「財布がなくなった、誰かに盗(と)られた」と訴えるようになった。夫が盗(と)られていないことを説明しても受け入れなかった。心配した夫に連れられて受診すると、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断された。その後、認知症(dementia)の進行に伴って夫の介護負担が増えたので、通所介護(デイサービス)を利用することになった。
 ある日、介護福祉職が入浴介助をしている時、Cさんの体に複数のあざを見つけたため、介護支援専門員(ケアマネジャー)に報告した。介護支援専門員(ケアマネジャー)から連絡を受けた地域包括支援センターの職員がCさんと夫に確認したところ、夫による暴力が原因であることがわかった。夫の介護負担が軽くなるように、短期入所生活介護(ショートステイ)の利用を勧めたが、夫は拒否した。その後も、虐待は改善されなかった。それで、市町村のやむを得ない事由による措置により施設に入所することになった。
 入所後まもなく、夜間に施設内を歩き回るCさんの様子が見られた。介護福祉職が声をかけると、「トイレの場所がわからない」と話した。日中はトイレで排泄(はいせつ)を行い、下着を汚すことはなかった。
Cさんに対する夜間の排泄(はいせつ)の支援として、最も適切なもの1つ選びなさい。

定時にトイレ誘導を行う。
トイレの入口を明るくする。
水分を控えるようにする。
紙おむつの使用を勧める。
ポータブルトイレを居室に置く。

こころとからだのしくみ (229)

皮膚に関する次の記述のうち、正しいもの1つ選びなさい。

皮膚の表面は弱アルカリ性に保たれている。
皮膚から1日に約500~600mlの不感蒸泄(ふかんじょうせつ)がある。
汗腺が最も多く分布しているのは額である。
体温が低下すると、汗腺が活性化する。
高齢期になると、皮脂の分泌が増加する。

障害の理解 (341)

自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorder)のある人への対応として、最も適切なもの1つ選びなさい。

こだわり行動に対しては、介入しない。
不適切な行動をとっているときは、強く制止する。
予定の変更があるときは、メモや絵を使って、予告する。
情報を伝えるときには、一度に多くの情報を提供する。
パニックを引き起こす事柄を克服できるような訓練をする。

生活支援技術 (304)

排泄介護(はいせつかいご)に関する次の記述のうち、最も適切なもの1つ選びなさい。

ベッドで尿器を使用する場合、ベッドの足元を上げる。
差し込み便器の開口部の中央に、仙骨が来るようにする。
テープ止めタイプの紙おむつの中に、尿取りパッドを複数当てる。
自己導尿を行う場合、座位姿勢で行えるように支援する。
トイレにL字手すりを設置する場合、横手すりは車いすの座面の高さに合わせる。

介護過程 (193)

 次の事例を読んで答えなさい。
 〔事 例〕
 Eさん(67歳、女性、要介護3)は1年前、くも膜下出血(subarachnoid hemorrhage)で倒れて、左片麻痺(ひだりかたまひ)、体幹機能の低下が残った。排泄訓練(はいせつくんれん)を目的として介護老人保健施設に入所した。
 入所時のEさんは、不自由でも、右手でベッド柵を掴(つか)んで起き上がることやベッドの端に座ることはできたが、立位保持はできなかった。おむつを着用しているが、「おむつは嫌」と自分の気持ちを訴えていた。医師は着脱と拭く行為には介助が必要だが、車いすから便座に移ることは可能であると判断した。
 F介護福祉職はアセスメント(assessment)を行い、本人の思いを考慮して介護計画の短期目標を、「車いすから便座に移り排泄(はいせつ)する」と設定して、評価日は1か月後とした。理学療法士と連携して、トイレで移乗のための立位訓練を始めた。
2週間が過ぎた頃、思うような成果が出なくて、Eさんは嫌気がさしてきた。複数の介護福祉職からEさんの訓練拒否が報告されるようになった。F介護福祉職がEさんに理由を尋ねると、「あまり人の世話になりたくない。みんなに迷惑がかかるのでおむつのままでいいわ」と言った。
 Eさんのニーズとして、最も適切なもの1つ選びなさい。

移乗訓練をやめること
トイレで排泄(はいせつ)ができること
左片麻痺(ひだりかたまひ)をなくすこと
おむつに戻すこと
早く家に帰ること

正答

総合問題 (119)
こころとからだのしくみ (229)
障害の理解 (341)
生活支援技術 (304)
介護過程 (193)